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2013年12月31日のアーカイブ

Perfumeと私の2013年

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のっちさんからのメッセージ
12/8京セラ2日目の、Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」に参戦してきました。
このドーム公演に先立って発売されたアルバム「LEVEL3」は、寝てるか踊ってるかのどっちかだなんて言ってましたが、実際のライブは、当たらずも遠からず。夢の国、無我夢中でした。楽しかった、震えた、我を忘れた!そう、また忘れました。

私にレポートは無理と再認識したところで、ライブレポは @t_kitoさんのブログをはじめ、以下をご覧いただければと思います。

@t_kito /
@第31回 Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 前編
@第32回 Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 中編
@第33回 Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 後編
まだまだ続く!

RO69 / Perfume@東京ドーム

ナタリー / Perfumeライブで思わず涙「東京ドームがホームになった」

さて、Perfumeにハマって1年超。Perfumeの魅力?「総合芸術だよ」とか「個性的なダンスさ」とかいっぱいあると思いつつも、歪んだギターの音を聴くと血踊る私が、なぜPerfumeに食いついたのか、未だにわかってません。ただ、1年を過ぎて、これに惹かれたじゃないかと思っていることをまとめて、2013年の締めにしたいと思います。

始まりは「ライブに行かなきゃダメだ」

大好きな甲斐よしひろさん、斉藤和義さん、また他のアーティストさんにしても、大抵は曲を聴くだけで完結するというか満足します。イイ曲だなカッコイイなと思ったり、感動したり、涙したり、スカッとしたりと様々ですが、音だけで十分楽しめてしまうので、ライブに行くぞというところまでなかなか気持ちがいきません。

ところがPerfumeに限っては、Youtubeに上がってたライブ映像をいくつか見たところで「これはライブに行かなきゃダメだ」という強い衝動に駆られました。その要因のひとつが、Perfumeのサウンドプロデューサー中田ヤスタカさんの作曲スタイルにあると思います。

http://youtu.be/u2rffNJjQgM?t=1m

アートワークみたいなことから入ることがすごい多いです。音がそれについていくというか。

1:52あたりからのこの言葉。中田さんの頭の中では完成されていても、私の耳に届くPerfumeの曲は、ビジュアルと共に完成した作品の「ビジュアル抜き」ってことです。世に出た時点では一部分が欠けてた状態。映画で言えばサウンドトラックを聴いただけで本編を見てないわけです。欠けた部分は何かで埋めたいと思うのが心情。そう考えると、中田さんの曲に久石譲さんに通じるものを感じたことも、PerfumeのRemixやMAD、アートワークなど2次作品が多いことも頷けます。

この空きスペースを埋めるのは、先ず、MIKIKO先生、関監督、真鍋さん。それを全身で表現しているPerfumeの3人。さらにクリエイターさんなら2次作品となり、私のようなイチファンなら、ライブで声を出したり手を振ったり踊ったり、聴き手それぞれが独自の感性で何かを完成させようとしてるようです。
まるで、ガウディーのサグラダ・ファミリア。後から関わる人が入る余地がある、自分の居場所が用意されている心地よさを、中田さんが提供してくれているのだと感じています。

こう考えると、ホント中田さんで良かった。でなければ今のPerfumeは無かったろうし。ここまで考えてのことかはわかりませんが、あ~ちゃんの「中田は神じゃ」とか「み~んなでPerfume」いう言葉に、恐ろしいほどの深みを感じてます。

彼女達には隙がない!

ライブに行かなきゃダメだと思った要因をもうひとつ。彼女達のパフォーマンスには、他のアーティストに感じたことのない「違和感」がありました。違和感の正体を確かめるべく、Youtubeのありとあらゆる動画を、2ヶ月間ほぼ毎晩見続けることになります。その甲斐あって、違和感の正体が「彼女達には隙がない!」ことだと気づきました。

私の言う「隙」とは、観客の方に気持ちが向いてない瞬間のこと。コンディションだったり、機材のトラブルだったり、観客の態度だったり、ライブではどうにも仕方のない場合もあるとは思いますが、どんなに憧れのアーティストでも、隙が見えた瞬間に気持ちが冷めてしまいます。

一瞬たりとも隙がないアーティストを見たことがなかった私には、彼女達の存在は奇跡です。でも、2ヶ月間見続けたのでその訳も自然とわかりました。歌ってる時も、バラエティーでも、ドキュメントでも、彼女達は常にありのままの自然体で裏表がありません。彼女達なら、初めから終わりまで、冷めることない完璧な時間を提供してくれると、期待せずにはいれません。まさにパーフェクトスター・パーフェクトスタイル。

なにが LEVEL3 なのか

ライブ初参戦となった春の対バンフェス。そしてドームツアー。いずれもライブDVDを繰り返し見たうえでのぞみましたが、はるかに想像を超えていて、考察が正しいとかどうでもいいほど、チームPerfumeに呑まれた2013年でした。

ただ、この度のドームツアーは、これまでのライブとは一線を画してました。それは、先に決まっていたドームツアーに合わせて、中田さんにアルバム制作を依頼したことに起因します。中田さんのことですから、今のPerfumeがやって意味がある曲を作られたのは勿論でしょうが、ドームに曲が流れ3人がパフォーマンスしている姿もイメージされたことでしょう。
アルバム「LEVEL3」は、一言では表しづらい難解なアルバムです。新曲は、縦ノリドンドンのダンサブルな曲があるかと思えば、レゲーや、映画音楽のような曲もあります。詩も夢をテーマに統一されてる風ですが、ストレートな詩はひとつもなく、難解さを増してる要因になっています。

その時々でベストなセットリストと演出で挑んできたこれまでのライブと違い、中田さんが描いたイメージを、チームPerfumeがどう解釈し超えてくるのか、この裏テーマが「LEVEL3」なのだと思います。

参戦前は、ドームをダンスホールにする激しいライブになるのではと予想してました。勿論そういう曲もありましたが、曲ごとの演出を凝るというより、一曲一曲が最後のDream Landに向かって集約するように演出されていたのではないでしょうか。全体的に、これまでにないくらいアットホームな雰囲気で、Perfumeさんちのホームパーティー Dream Land へようこそ!といった感じでした。

2012年の暮れから、ワールドツアーに出て、知らない土地で不安もたくさんあったことでしょう。ロードで掴んだお土産を抱えた3人。それを出迎える私達ファン。チームPerfumeは、この凱旋帰国を、アルバム「LEVEL3」を題材に、最もPerfumeらしい形で演出してくれたのだと感じます。

すでにいくつかのメディアで、2014年の活動について含みをもたせた発言がなされてます。さてどこへ向かうのやら。LEVEL3は今始まったばかりのように思います。2014年も目が離せません。




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