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Perfumeの2015年

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志村けん&Perfume 2015-11-14

12月23日(水)14:00~ NHK総合テレビで、SWITCHインタビュー達人達「志村けん×Perfume」が再放送されましたけど観ました?私は録画してたやつを何度も繰り返し観ていましたけどやっぱりまた観ました。このサービスショットが見たくて(笑)。

前半は志村けんさんがインタビュアーとなって3人に質問。広島ローカルアイドル時代から現在まで、Perfumeを語る上で外せない話が次から次へと出てきます。後半は立場を入れ替えて志村けんさんが喜劇人の裏の顔を語ってくれるのですが、これがPerfumeの今後につながる話しにもなっていて、1時間の中にPerfumeの過去と未来がギュギュっと凝縮されています。

番組の終盤、あ~ちゃんが大粒の涙をボロボロとこぼすシーンにファンならもらい泣きしてしまうところなのですが、(多分編集の都合でカットされ)話が微妙に飛んでいて、背景を知らない人にしたら「そこまで泣く?!」となってしまうのではないかと感じました。

そこで、最近の活動を振り返って、あ~ちゃんの大粒の涙の背景を探ってみたいと思います。

よ~見てくれとる(T_T)

SWITCH「志村けん×Perfume」が初めて放送されたのが11月14日。このひと月ほど前の10月11日、これまたNHKさんで「MJ Presents Perfume 10th Anniversary」と題したPerfume15年の軌跡を振り返る特番が放送されました。深夜24:05からの生放送にも関わらず、抽選で選ばれたPTA会員さんを会場に迎え、高画質なNHKのライブ&ドキュメンタリー映像と3人のトークで振り返るという大変プレミアムな番組でした。

MIKIKO&Perfume - MJ Presents Perfume 10th Anniversary 2015-10-11

アクターズスクール時代はダンスの先生であり現在もPerfumeの振付と演出をされている MIKIKOさんが番組のインタビューでとても貴重なことをおっしゃっています。

東京ドームまでの道のりは、一個一個ステップアップしていけば夢を追いかけていけばよかったんだけど、いざじゃあ今度自分達が夢を作りながら目標を作りながら進んで行かないといけないっていう立場になったっていうのプラス、夢を与える側に逆転していった時が一番しんどかったと思うんですけど、最近はもうその立場を楽しめるようになってきたのかなと思って。そういう意味で次のステージに来たなっていうのをすごい実感します。

このVTR明けにあ~ちゃんが「嬉しい、よ~見てくれとる」といって涙します。このリアクションからしてこのような話を直接したことはないのでしょう。踏み込み過ぎず程よい距離を保ちながらずっと見守り続けている MIKIKOさんだから言えるコメントですね。

また、番組を制作したNHKも、東京ドーム公演が彼女達を語る上で大きなタイニングポイントであると感じていたからこそ、振り付けや演出の話しではなく、このような質問をMIKIKOさんに投げかけたのでしょう。
NHKもずっと彼女達を見守り続けてきたのですね。

東京ドームまで上り詰めたはいいが次の目標がみあたらない。目標を定めステップアップするというこれまでのやり方(Perfume方式)が使えない。これから何を指針にやっていけばいいのか。彼女達の胸の内を知ることは出来ませんが、自分たちで目標を作りながら手探り状態の5年間は、私などには想像もできないプレッシャーとの戦いだったのではないかと思います。

東京ドーム公演後の活動

では、手探りの活動がどんなものだったのか、東京ドーム公演(2010年11月)以降の活動をふりかえってみます。

2011年 6月 映画「Cars2」の挿入歌にポリリズムが抜擢されワールドプレミア試写会に登場
 レッドカーペットで現地のファンに「こっちでライブして~」と声をかけられる。
 音源も配信してない土地で、片言の日本語で一生懸命伝えようとしてくれた気持ちが嬉しくて
 自分達の音楽を届けに戻ってこようと思う。

2011年 9月 映画「モテキ」ゲスト出演、 「Baby cruising Love」が挿入歌に抜擢
 MJ Presents Perfume 10th Anniversary の中でこの頃についてあ~ちゃんのコメント。
 変えないものもありながら変わっていってもいいんじゃないかとみんながなってきて
 こういうお話にもノッかってやらせてもらったりしはじめた。

2011年10月 初のダンスコンテスト「魅せよ、JPN!」開催
 課題曲GLITTERにのせてオリジナルダンスを競いあう一般参加イベント。
 審査員はPerfumeの3人に加え、MIKIKOさん、アートディレクターの関さん。
 この時のステージはPerfumeのライブを作ってるスタッフさんが務めた。

2011年11月 アルバム「JPN」リリース
 オリンピックで選手が紹介される際名前の横に書いてある JPN がタイトルの由来。
 日本代表という意味が込められており海外進出を意識していたと考えられる。

2012年 1月~5月 3rd Tour「JPN」開催
 全国12箇所21公演のホール・アリーナツアー。
 ツアーの最後は、沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場で「打ち上げ公演!海パーン!!!」
 さいたまスーパーアリーナ2日目のアンコールであ~ちゃんが涙しながらこう言ってます
 夢をあきらめない強い気持ち、そういうものでね、こんな芋っこな広島娘3人でも
 こんなキラキラしたステージに立つことができています。この夢の様な奇跡を自分達で体験したので
 みんなにも信じて欲しいです。夢はきっと叶うんだっていうこと。

2012年 2月 徳間ジャパンからユニバーサルへの移籍を発表
 YouTube に Perfume Official Channel 開設
 iTunes Storeより世界50ヶ国に配信開始
 Global Site Project スタート
  第一弾は、モーションキャプチャデータ、3Dスキャンデータ、楽曲を
  一般に無償提供しオリジナルコンテンツを作ってもらおうという企画。
  3Dプリンタが注目され始めた時期と重なってクリエイターだけに留まらない企画になった。

2012年 7月 氷結SUMMER NIGHT 開催
 ステージに照明が入りレーザービームを披露する3人。渋谷ヒカリエの観客400人は
 大いに盛り上がるが実はフォログラフィック映像。
 Spring of Life の途中から本物の3人が登場し
 フォログラフィックとコラボという演出で更に盛り上がる観客。

2012年 9月 Perfume Global Compilation “LOVE THE WORLD” リリース
 海外ツアーに向けたベスト盤という位置づけだが、選曲と曲順は中田さんが決めているため
 中田ヤスタカ氏セレクトによるPerfumeプレイリストとしても人気がある。
 このアルバムでRemixされた チョコレイト・ディスコ (2012-Mix)を少し短くしたバージョンが
 これ以降のライブの定番として使われている。

2012年10月 初の単独海外ツアー WORLD TOUR 1st 開催
 台湾・香港・韓国・シンガポールをまわるアジアツアー。
 降り立った空港で熱烈な歓迎をうける。
 ライブ終了後、Perfumeの曲を観客が合唱するというサプライズに、かしゆかが本気で慌てふためく。

2013年 2月 Perfume WORLD FANCLUB 設立

2013年 5月 初の対バンツアー「ずっと好きだったんじゃけ~・・Perfume FES!!」開催
 Perfume自身が共演したいアーティストにビデオレターを送りオファーした。
 斉藤和義・奥田民生・マキシマム ザ ホルモンと共演を果たす。

2013年 6月 「ULTRA KOREA 2013」 出演
 初めてのEDMイベント参加にあたり中田氏にアドバイスを求める。

2013年 6月 カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルに招待される
 踊っている3人をカンバスにしたプロジェクションマッピングを初披露。
 投票でストリーミング配信の権利を獲得し、この様子が世界中に生配信される。
 マッピングには、Global Site Project に寄せられた映像が使われ、
 ファンが描いたコンテンツがライブで3人と共演するというバーチャルとリアルの
 枠を越えたエンターテーメントのスタイルを確立。

2013年 6月 YouTubeで過去のシングル曲のMVをHD配信開始

2013年 7月 WORLD TOUR 2nd 開催
 ドイツ・イギリス・フランスをまわるヨーロッパツアー。
 イギリスロンドン公演は2時間でチケットが完売したためひと回り大きな会場に変更された。

2013年 9月 ライゾマ展 開催
 東京ドーム公演以降Perfumeのテクノロジー部門を手がけているライゾマティクス主催のイベント。
 Perfume本人は出演しないものの、真鍋さん・MIKIKOさん・関さんのトークショーに
 光る衣装の展示や3Dスキャンを体験できるコーナーもあった。

2013年10月 Perfume LIVE at NHK 放送
 NHKの101スタジオに本格的なステージが組まれ、プロジェクションマッピングなど
 最新の演出を含む、単独ライブと言っていいパフォーマンスが披露された。
 JPN以降、国内での単独ライブは開催されておらず、抽選で選ばれたPTA会員さんは
 夢の様な時間だったに違いない。

2013年10月 アルバム「LEVEL3」リリース
 アルバムがあってのライブではなくドームライブのためのアルバム制作を中田氏に依頼。

2013年10月 第2回Perfumeダンスコンテスト 魅せよLEVEL3 開催
 課題曲は Spending all my time。
 この回からどれだけ忠実に再現できるかを競う「極み」部門が設立される。
 Ustで生配信も行われ完成度の高い振りコピさんのダンスがネットを賑わせる。

2013年12月 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 開催
 京セラドーム2公演・東京ドーム2公演。
 開演前に3Dスキャンを体験できるコーナーが設けられた。
 この3Dスキャン映像とライゾマ展の3Dスキャン映像は、
 スクリーンの中でPerfumeと共演するという来場者へのサプライスとなった。
 また後日、自分の3Dスキャン映像でPerfumeと共演できるウェブコンテンツも公開された。

2014年 2月 初のビデオクリップ集「Perfume Clips」リリース

2014年 3月 対バンツアー第2弾「Perfume FES!! 2014」開催
 第2弾も本人達が共演したいアーティストにオファーし7アーティストと共演を果たす。
 東京スカパラダイスオーケストラ・RIP SLYME・9nine・
 9mm Parabellum Bullet・RHYMESTER・秦基博・高橋優

2014年 5月 SAYONARA 国立競技場 「JAPAN NIGHT」 に出演
 単独ライブでしか演らなかった「edge」を一般のイベントで初披露。
 後日ラジオのレギュラー番組で「edgeは本気」というコメントを残している。

2014年 5月 アルバム「LEVEL3」アナログ盤 リリース

2014年 7月 「Hold Your Hand」のLyric Video フルバージョン公開
 手のひらに書いた文字で歌詞を繋いでいくPerfume初のリリックビデオ。
 先ずスタッフ&関係者によるワンコーラスだけのショートバージョンが公開され、
 その後一般から公募した写真を加えフルバージョンを完成させた。
 後のぐるんぐるんツアーでは、フルバージョンに使われなかった写真を
 スクリーンに映し出し応募してくれた沢山の思いに応えた。

2014年 8月~9月 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」開催
 北海道から福岡まで7箇所14公演。JPNから2年3ヶ月ぶりとなるの本格的な全国ツアー。
 インディーズ時代の曲やメジャーデビュー曲リニアモーターガールを披露する一方、
 代表曲ポリリズムは1回だけという、根本的に見直されたセットリストだった。
 福岡公演1日目のアンコールでは、あ~ちゃんが急遽リハーサルと違う曲を振るという暴挙に出る。
 それに動じず応えるスタッフ。チームPerfumeのスキルの高さと良好な信頼関係が伺える。 

2014年10月 OK Go! / I Won’t Let You Down のMVにカメオ出演
 CDが売れない時代に企業とのコラボレーションで独自のプロモーションを展開し
 個性的な作品を生み出し続けている OK Go! と初共演。
 MVの冒頭でに撮影スタッフに扮した3人が登場する。
 Perfumeの進む選択肢を広げる出会いになる。
 また後に発売するシングル Pick Me Up のMVにはお返しに OK Go!が出演した。

2014年10月 WORLD TOUR 3rd 開催
 台湾・シンガポール・ロサンゼルス・ロンドン・ニューヨーク、4カ国5公演。
 Cars2のワールドプレミアから3年4ヶ月でアメリカでのライブを実現する。

2015年 3月 アメリカ テキサス州オースティン開催された 「SXSW 2015」出演
 半透明スクリーン(網戸)とAR・モーフィングを融合させたパフォーマンス STORY を披露。
 CGと実際のライブとの継ぎ目のない映像が世界にライブ配信された。
 この映像には、Global Site Project で一般の方が投稿した46カ国語に訳された歌詞が使われた。

2015年 7月 日本テレビ THE MUSIC DAYにて「GAME」歌唱披露
 ライブでしか演らなかったキラーチューンが初めて地上波に流れる。

2015年 8月 ファンクラブ会員限定 P.T.A.検定試験 実施
 試験範囲は結成から現在までの15年間、TV・ラジオ・雑誌などで取り上げられた情報をはじめ
 3人のパーソナリティ・楽曲・イベント・ライブのMCなどから出題された。
  (問)23歳の誕生日を迎えたあ~ちゃんへプレゼントを贈る際のっちが掲げたテーマは?
  (答)なきゃないで別にいいけど、あったら便利! シリーズ
 また、この試験結果の上位者が後のP.T.A.サミット(1000人限定のライブ)に
 参加できる権利を得られた。

2015年 9月 Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP 開催
 結成15年、メジャーデビュー10週年を記念し、(あ~ちゃん曰く、サーカースみたいな)
 趣向の違うイベントを、のべ10日間にわたり行った。
 P.T.A.サミット
 Perfume FES!!2015 三人祭
  WEAVER・空想委員会・Negicco・フジファブリック・凛として時雨
 第3回Perfumeダンスコンテスト 魅せよ、武道館
 映画「WE ARE Perfume – WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」先行プレミア上映会
 LIVE 3:5:6:9(後で補足します)
  3569はスゴロクの意味。スゴロクでセットリストを決めるというMIKIKOさんの発案に
  3人がやりたいといって1年間温めた企画。
  サイコロは3人だけでなく観客にも振ってもらった。
  単独ライブで3人以外の人がステージにあがるのは異例中の異例。

2015年 9月 Mステ ウルトラFES に初の中継による生出演
 10daysのダンスコンテスト終了後の武道館からポリリズムを披露。
 タモリさんの「武道館のみなさ~ん」の呼びかけに応える観客の様子は
 単独ライブの盛り上がりそのものだった。
 また3人のバックでコンテスト出場者が一緒に踊る圧巻の演出。 

2015年10月 映画「WE ARE Perfume – WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」日米同時公開
 WORLD TOUR 3rd の裏側に密着したPerfume初のドキュメンタリー映画。
 誇張された演出は一切なく3人の素顔とライブの裏側が淡々と描かれている。
 公演終了後バケツに足を突っ込みアイシングしながらのダメ出し会議は、
 課題と改善がテンポよく話し合われておりチームPerfumeがプロ中のプロだと感じさせる。
 またテーマ曲「STAR TRAIN」は、中田氏がPerfumeのこれまでの軌跡と
 これからの希望を表現した作品。(と言われている)

手探りの挑戦

ふりかえると、まず海外に向けた活動が大きな柱になっていることがわかります。
シングルを出したらキャンペーン、アルバムを出したらツアー、より大きな会場へと規模を拡大していった東京ドームまでの延長線上ともいえますが、Cars2ワールドプレミアで掛けられたファンの言葉に端を発しいるという点で、これはファンのリクエストに対する挑戦なのです。
SNSでは、PerfumeはなんでedgeやGAMEをテレビでやらないの?という書き込みをよく見ました。こうした声もチームPerfumeには届いており、ファンの声に応えていこうと取り組んできたのです。

別の柱として、彼女達がやりたいと思ったことへの挑戦があります。
対バンライブやダンスコンテスト・検定試験・PTAサミットなど、Perfumeがステージに立つか否かにこだわらず、楽しそうだファンも喜んでくれるかもしれないと思ったことを模索しながら実現してきました。

LIVE3569では、次に演る曲をサイコロを振って決めるという、エンターテーメントのタブーとも思える演出に挑戦しています。音楽プレーヤで頭出しするのとはわけが違い、楽曲のほか照明やレーザー・VJ・舞台装置も絡みます。また、楽曲によってハンドマイク・スタンドマイク・ヘッドセットを使い分けているPerfumeには、切り替えるタイミングやマイクを取ったり置いたりする位置をどうするのかという課題もあり、うまく出来なければライブの雰囲気を台無しにしてしまうリスクを含んだ演出です。これをいかにもPerfumeらしい方法で魅せてくれました。

楽曲が決まると、円形ステージのどちらを正面に歌うのか、どのマイクを使うのか、曲の見せどころなどが箇条書きにされた「指示書」がスクリーンに映し出されます。これに基づき3人が、マイクを置くのはここだから曲終わりのはいつもより少し前でなどと、観客にもわかるよう丁寧に説明しながらミニリハーサルが展開されていきます。この中であ~ちゃんはハンドマイクとヘッドセットが切り替わる瞬間を披露しスタッフさんとの息のあったところをみせました。普通なら表に出ることがない裏の段取りが見応えのあるショーに落とし込まれています。
Perfumeのライブではステージ立つのは3人だけという暗黙のルールがあるのですが、このLIVE3569では観客だけでなく、裏方のスタッフさんの存在までもステージに上げたのです。

ファンクラブ会報Vol.4に、このアイデアはおよそ1年前からあたためていたとあるのですが、ぐるんぐるんツアーの福岡でアンコール曲を急遽変えたのはあ~ちゃんの思いつきなどではなく、このリハーサルではなかったのかと想像が膨らんでしまいます。

残念ながら私自身はLIVE3569を生で見ることができませんでしたが、参加した方のお話やBSの放送を総合して、Perfume史上最も完成度の高いライブだと思いました。

年明け1月13日に、この模様を収めたDVDとブルーレイが発売されます。この5年手探りで歩んできたチームPerfumeの集大成といえる作品です。もう待ち遠しくてしかたありません。

Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP「LIVE 3:5:6:9」(初回限定盤) [Blu-ray]

LIVE 3:5:6:9 DVD/BD 発売 2015-01-13

エンターテーメントの大先輩の言葉

さて、SWITCH「志村けん×Perfume」に話を戻します。(まだ終わってなかったんかい!)

後半はPerfumeがインタビュアーとなって志村さんに話をうかがいますが、これがまた全部文字起こししたいくらい興味深い。まずは志村さんが演じる個性的なキャラクターについて。

変なおじさんだけは自分の願望でね。これは毎回やろうと決めてやったのは変なおじさんだけなんですよ。発想が子供なんで小学校でも好きな子のタテ笛を吹いてみたいじゃないですか。アイドルの娘のストローを吸ってみたいという願望。
今でもそうなんですけどね。・・・もしよかったら箸ください。

SWITCH達人達 2015-11-14

変なおじさんの他に長く続けようと思って作ったキャラクターはひとつもなく、バカ殿様にしてもこんなに長く演るとは思わなかったという志村さん。それにもかかわらずバカ殿様が30年も続いていることについてのっちさんが尋ねます。

もしかしたら続かなかったものがどうして今まで続いてるんですか?

要望があるからでしょうね。

という答えに「はー」とか「ふ~ん」と関心してる3人ですが、私は志村さんの言葉で、ぐるんぐるんツアーの最後のMCで「求めてくださる方がいるかぎり頑張っていきます」と言って泣いてたあ~ちゃんを思い出し鳥肌がたちましたよ!「求められる=要望がある」はPerfumeの原動力を表すキーワードじゃないか!
ここ大切なとこですよPerfumeさん、しっかりリアクションとって下さい(笑)

 * * *

どのような時にキャラクターや台本の内容を思いつくのか尋ねるゆかちゃん。
頭に手をあてながら、常にこの辺にあってどうしようどうしようと考えてるという志村さん。続けて

あんまりそれが重なってくるとイライラしてくるんだけど・・・人間ずっと台本つくろうと思っても集中力って20分位しかないんだよね。あとは考えてるふりをしてるだけ、みんなそうだよ(笑)
なんだろね・・・、考えるのが一番辛いからそれが嫌だから今の人それやんないだよね。
僕は3日くらいかけて台本つくってセットもチェックしていろいろ全部やるから。結構労力いるのね、だからみんな避けて通るんだよね。でも俺はもう癖になって40年もやってるからそれをやるから生き残ってるのかな。人が嫌がることを。だと思うね。

これには、チームPerfumeのリハーサル風景を思い浮かべました。最も時間を割くのが曲間。1秒の早い遅いがライブの盛り上がりを左右するという彼女達のこだわりですが、言い換えればどれだけお客さんに喜んでもらえるかを突き詰めて辿り着いたこだわりです。
WT1stのメイキング映像では、1秒と言わずもっと短いタイミングを図るため、立ち位置やマイクの置き場所・曲出しのタイミングをスタッフと綿密に打ち合わせする様子を見ることが出来ます。彼女達が嫌々やってるようには見えませんが、地味で面倒で難しいことに違いありません。スタッフさんとの信頼関係もこうしたリハーサルの積み重ねによって培われてきたのだと感じます。

 * * *

そして番組終盤。志村さんが思い描く最終形のビジョンについて、のっちさんが尋ねるのですが・・・

志村さんの最終形というかビジョンはありますか・・・若くてどんどん上り調子で
・・・
常に目標を掲げてそこに向かって行くってやり方で私達きてたんですけど、東京ドームだったりとかもうこれ以上無いだろうなっていう目標を叶えてしまった時の不安感というか・・・そういうのがすごくあって・・・

これに志村さんが応えます。

今までやってきたことが自信になってるでしょ。そうなってから急にステップアップはできないよね。する必要もないし。ちょっでもいいから右肩上がりで薄~くてもいいと思うんだよね。1mmでもいいから右肩上がっていればいいっていう気持ちでゆとりをもってやったほうがいいと思うよ。勢いでやってる時よりも、深みがあるぽいものが出来る気がするよね。

ここでカメラが変わると、あ~ちゃんが目にいっぱい涙をためて泣いています。

東京ドーム公演以降、明確な答えのない手探りの活動を続けてきた3人にとって、5年間ずっと覆われてた霧が晴れるような思いだったろうと察します。頂上を経験し、その後も第一線で活躍を続ける志村さんの言葉だからこそ、魔法を解く呪文のように響いたことでしょう。

志村さんありがとう!

そしてNHKさん、また再放送お願いします。
再放送の時にはちょっとでもこの5年の歩みを思い出しながら観てくだされば幸いです。

2015年の終わりに

2015年をサクッとふりかえるつもりがいつにも増して長くなってしまいました。というのもそれだけ特別な一年でした。例えるなら、コンピュータシティーで初めて自分達がやってる音楽がカッコイイんだと気付いた時に匹敵する、Perfumeの根源に関わる一年。MIKIKOさんのいう「次のステージに来たな」っていうのも感じましたしね。

彼女達が司会をつとめる NHK Music Japan。11月9日の放送では STAR TRAIN が初めて披露されました。この歌唱前、ユウスケさんのこれからどういう風にしていきたいかという質問にのっちが答えてます。

自分たちが楽しいことをどんどんもっとやっていきたいと思いますね。
で、周りのスタッフさんも楽しくてファンのみなさんも楽しいっていう、みんなで楽しいっていう状況がつくれたらそれがもう一番の願いだと思います。

自信に満ちていてじわじわ来ますよ、のっちさん男前!

12月25日には、Perfumeからクリスマスプレゼントとして、来年の春にニューアルバムリリース、そして全国ツアー決定が発表されました。また新しいチャレンジを観せてくれることでしょう。お楽しみはこれからです。

それと来年は当然アメトーークのDVDも出るでしょ、Perfumeスゴいぞ芸人の。ノーカットでこの回だけ単体販売してくださいなテレビ朝日さん。




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