- 2013-05-06 月 21:17:36
- 音楽
連休最終日は、Perfume の⊿ツアーの
Live DVD を見てのんびりゴロゴロ過ごしました。
嫁が、「ホント飽きないねぇ」と少々呆れてる感じ。
その通りすぎて、返す言葉も思い浮かばないので、
「ホント飽きないんだ～」と返しました。
彼女たちに注目するようになったのは昨年の９月頃から。
大人買いしたライブDVDは、もう何十回見たかわからない。
Youtube にいたっては、一日一つ以上、
何かしら、彼女たちのライブ映像をみてる。
というか、Youtubeに上がってる、本人が
歌ったり踊ったりしてる映像は、残らず見たと思う。
現在、完全にハマって、毎日が楽しい状態。
こんな自分が可愛く思えてきます。
ハハハ・・・笑ってください。
というのも、日本人では、甲斐よしひろさんとか、斉藤和義さんとか、
男臭いロックが大好きで、女性アーティストでは、
キャンディーズを最後に、夢中になった人はいません。
Perfume の第一印象といえば、2007年夏、
ポリリズムが注目された直後、サマソニ出演のニュースを耳にして、
ロックをなめやがって！ギターも弾かない女の子３人が
ロックフェスに何しにくるんだ！と思ってた口でしたから。
それが、40歳をこえて、今、
手のひら返したように、3人組の女の子に夢中なわけです。
今じゃ当然のようにロックフェスに出演してる彼女達に、謝りたい。ゴメンなさん。
何がそんなにいいのって訊かれたら、
なにより、ライブで歌い踊っている３人の姿です。
一番いいとこは、実際ライブに行くか、
DVDを見て、感じていただくとして、
私がハマる過程で、大きな影響うけた動画を紹介したいと思います。
せまいドル
2006年、エレクトロワールド、Complete Best を発売し、
プロモーションで走り回ってたころ、
掟ポルシェさんとの3時間生放送のネット番組に出演し、
楽しそうにエレワを踊る３人です。
まったく整っていない環境で、
これだけのクオリティーのダンスを魅せる技量がすごいです。
また、この動画には出て来ませんが、
番組の中で掟さんが、生電話でつながったファンに対し、
CD１０枚買うようにとか、必死でPerfumeを推しまくっています。
今、Perfumeを見ることができるのも、
ブレイク前から彼女達を支え続けてくれた方々のおかげです。
身内目線のはじまり
2008年、彼女たち自身の冠番組の中で、
Perfumeの初ライブツアーGAMEの模様を、共演者の
にしおかすみこさんがレポートしています。
この中で、すっかりお母さん目線のにしおかさんに共感し、
グッときます。にしおかさん、素敵だ。
ファンの愛情の賜物
3人の出会いから、初の武道館単独ライブまでの奇跡を、
情熱大陸風に凝縮した、ファンの方がつくったPerfumeヒストリー。
情熱大陸でPerfumeが取り上げられないのは、
この動画以上のものを作れないから、
そんなウワサが信じられるほどの秀作。Perfumeの愛に溢れてます。
ブレイク当時よく苦労人として取り上げられてたようですが、
ブレイクまでの苦労は、彼女達だけに起こった特別な事だとは思ってません。
それより彼女達がすごいのは、
志もやってることも、基本ずっと変わってないこと。
「見に来てくれた人に喜んでもらおう。」
「Perfumeという名前だけでも覚えてもらおう。」と
前向きに努力し、自分を信じ、仲間を信じ、
どんな仕事にも正面から向き合っている。
それはブレイクを果たした今も変わらず続いています。
何度見ても背中を押されます。作者の方にはホントに感謝です。
チームPerfume
ラジオで、声優の石田彰さん（エヴァのカヲル役）が、
Perfumeにハマってく過程を語っていらっしゃいます。
私と同い年なので、年代的にシンクロするところや、
共感するポイントが重なって面白い。
ざっくりまとめるとこんな感じ。
曲を書いてる中田ヤスタカさんと、
振付のMIKIKOさんを含めた５人で Perfume。
楽曲と振り付けとパフォーマー３人のバランスが絶妙。
今の形のPerfumeを知ってよかった。
ローカルアイドル時代のPerfumeだと刺さらなかったと思う。
石田さんが「５人で Perfume」っておしゃってますが、
私の場合、ミュージックビデオや写真の監督をされてる関和亮さん、
マネージャーのもっさんの存在を知る度、
Perfume のメンバーが増えています。
さらに、ライブ映像に時々映る観客席に注目。
幼稚園の子から、私よりもずっと年上と思われる方まで、
幅色い年齢層の方の、とってもいい顔が映ってます。
これを見てると、ファンの方も Perfume の一員だと感じます。
さらに、ライブを構成しているスタッフさんや、
Perfumeを題材にした２次作品のクリエーターさんも含め、
Perfumeに係る人全てが、チーム Perfume だと思うようになりました。
さて、何万人になるやろ。
Perfume を通して、素晴らしい人の存在を知ることができ、
自分が豊かになってゆく感覚、幸せそのものです。
Japan Beauty Perfume
Perfumeは、私のアイドルだ。
「アイドル」って言葉が、芸能ジャンルとして扱われてるのには、
ずっと違和感があって、私の思うアイドルは、
「あこがれの人」や「強くリスペクトする人」のことで、個々が決めるもの。
「ミックジャガーは私のアイドルだ！」この使い方がしっくりきます。
この意味で、Perfumeと比較するのなら、
マイケルジャクソンや、マドンナ、レディーガガ、ユーミンといった、
個性的なライブパフォーマンスで観客を魅了する方々です。
黒髪に白い肌、大和民族独特の顔立ちと
スタイルから生まれる美しい所作は、日本人固有で、
海外のアーティストには真似できません。
彼女達の最大の武器です。
また、東京ドームのような箱であっても
ステージに登場するのは３人だけ。
これを成立させてるのは、数万人のチームPerfumeの力。
これも彼女達の大きな武器。
Perfumeは、海外の方にも、自信をもって推薦できるアーティストです。
日本人最後の希望
彼女達のことを、ライムスターの宇多丸さんは
「アイドル最後の希望」と、元ピチカートファイヴの小西康陽さんは
「正に王道のアイドル」とおっしゃってました。
私にとっては「アイドル」を「日本人」に置き換えても
成立するくらい、彼女達の存在は膨らんでいます。
もし、Perfume に解散する時が来ても、快く送り出したい。
彼女達には、好きな人と結婚して、子供を産んで、家族を大切にして、
誰もが憧れる、理想の日本人と言われるほど、幸せになってほしいと願います。
そしてたまにTVに出て幸せそうな姿を見せてくれると嬉しい。
昨年11月のアジアツアーを成功させ、
この7月にはヨーロッパツアーをむかえます。
海外の方にライブを楽しんでもらうことが一番ですが、
彼女達を通して日本人を理解してもらえそうな気がする。
行き過ぎと思いつつも、そう期待せずにはいれません。
日本人最後の希望。
40過ぎた男が真剣に思ってますので、是非ライブDVDを見てください。
でなければ、Youtubeでもいい。騙されたと思って一度ご覧ください。
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ここまで書くと、「気持ち悪い」ってゆかちゃんに言われそうですが、
かしゆかカッター望むところですw
