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2009年4月25日のアーカイブ

イラっとくるマイラインの電話営業

  • 2009-04-25 土 14:23:16
  • 生活
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いろんなマイラインの取次店から営業の電話がよくあります。
営業トークが苦手な私でさえ、
ひどいと感じるワンパターントークに毎度イラっとさせられます。
いいかげん改善されてもよさそうなものですが
その様子がまったく感じられないので書いてみました。

1.私、□□□□会社の代理店(取次店)をしています、
  ○○○○の△△と申します。

あなたは何屋さんなの?
ネームバリューのある会社名を前に出し
系列会社のようなイメージをかもし出してるけど
何者なのかさっぱりわからない自己紹介に、イラっ!
仕事内容をはっきり言えないのは自信のない裏返し。
「八百屋の田中です。」
これが一番わかりやすく自信も伝わってくる自己紹介。

2.この度お電話料金が安くご利用頂けるようになりましたので
  確認のお電話を差し上げました。

まるで、「電話料金引き下げのお知らせ」をイメージさせる言い回しに、イライラっ!
この「確認」という言葉には肝心なところが抜けている。
本当ならこんな説明のはず。

「電話料金が安いプランがあるので、当社でマイラインの
 切り替え手続きを致しましょうか。」

要は、マイラインを切り替えるかどうかという話にも関わらず
「マイライン」という言葉を使わないのは、
選択権がこちらにあることを意識させたくないのでしょう。

はじめに自社が何者かをはっきり言わないのも
電話会社が料金値下げを事後報告しているようこちらにイメージさせ
契約を取ろうとしてるわけね。

3.詳しくは地域の担当がお伺いしてご説明差し上げます。

イラっとはこないけど、忙しいので訪問されても困ります。ほんとに。
「資料を送っといて下さい。時間のある時に目を通してみます」と言うと
紙ベースの資料は無いとくる。

紙ベースのものを送るとなると
結局、マイラインの申込書ってことになるからでしょ。
こちらが Yes というまでは、どうあってもマイラインを前に出したくないらしい。

電話や通信に詳しくない人だと、「電話料金引き下げ」で釣られ
「マイライン」という言葉を耳にすることなく Yes と言ってしまうかもしれませんが
弱者を釣るトークは、オレオレ詐欺と大差ないと感じます。

ほとんどの会社がこれに類似した営業トークなので
マニュアル化されたものが出回ってるのでしょうね。
マイラインの取次ぎはまっとうな商売ですが
こんなうさん臭い営業トークでは会社のイメージダウンでしょう。
改善される様子がまったく感じられないのは、
イメージダウンのリスクより利益が上回ってるってことですかね。

マイラインの電話営業の方へ、
うさん臭い営業トークマニュアルは捨てて
わかりやすい営業トークでがんばってください。

最後に、素直に耳を傾けられる
模範的なマイラインの営業トークを考えてみました。

1.私、マイラインの取次ぎサービスをしております
  ○○○○の△△と申します。

2.この度、電話会社Aで他社に比べ
  お電話料金が安いサービスが始まりました。
  この機会にマイラインを見直してはいかがでしょう。

3.ご検討頂ける様であれば、
  お伺いして詳しくご説明差し上げます。

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