- 2007-07-21 土 18:43:11
- PHP
現在PHP5の最新バージョンは、5.2.3ですが、
いつのころからかWindows版のインストーラ付きが配布されていますね。
以前CGI版のみ可能だったインストーラとは違うみたい。
ウェブサーバの設定もしてくれるようなので、ホントなら管理がすごく楽になる。
そろそろPHP5で本格的にと考えてたので、
この機会にインストーラ付きPHPを試してみました。
第6章 Windows システムへのインストール
によると、ウェブサーバをあらかじめをインストールして
動作確認しておくようにあるので、
Apache 2.0.59 を新たに入れてみました。
ちなみに D:\usr\local\Apache2
にインストールしました。
PHPのダウロードページから、
PHP 5.2.3 installer をクリックし、任意のミラーサイトから
php-5.2.3-win32-installer.msi
をダウンロードします。
php-5.2.3-win32-installer.msi
のアイコンを
ダブルクリックで、Setup wizard が立ち上がります。
【1】先ず、ライセンスへの同意を求められるので、
I accept ...
をチェックして、[Next]をクリック。
【2】インストールするフォルダを聞かれる。
デフォルトは C:\Program Files\PHP\
。
スペースの入ったフォルダー名は、パスをダブルクォーテーションで囲ったりする
手間が面倒なので、[Brows]をクリックして、
D:\usr\local\php5
(任意のフォルダでOK)に変更し [Next]をクリック。
【3】どのウェブサーバに組み込むのか聞いてくる。
今回は Apache 2.0.59
なので、
Apache 2.0.x module
をチェックして、[Next]をクリック。
【4】Apache Configration Directory
?
httpd.conf
のあるフォルダを教えてということらしい。
[Brows]をクリックして、 D:\usr\local\Apache2\conf\
を指定し
[Next]をクリック。
【5】インストールするモジュールを選択する。
とりあえず全部入れときたいので、×になっているところをクリックし、
Will be installed on local hard drive
を選択する。
拡張モジュールが全て×になってるのでかなり面倒。
これはインストールしないモジュールを選ぶようにして欲しいところ。
すべて終えたら[Next]をクリック。
【6】これで設定は終わりらしい。
[Install]をクリックで、インストール開始。
【7】ものの数十秒で完了。
[Finish]をクリックしてインストール完了。
さて、これで必要な設定まで完璧なら、すでにPHPスクリプトを実行できるはず。
その前に、ウェブサーバの再起動は忘れずに実行。
<?php phpinfo(); ?>
このコードを、D:\usr\local\Apache2\htdocs\info.php
に保存し、
ブラウザでアクセスしてみると・・・。
OK♪ PHP Version 5.2.3 の設定値が表示されました。
バージョンアップの度、面倒に感じてた http.conf への追記とか、
php.ini の作成なんかもやってくれたみたい。
ただ、ウェブサーバから新しくインストールするならこれで十分だと思うけど
このインストーラが、どこをどのようにしたのかは不明なため、
今ある環境への影響とか、疑問が残る。
この続きは、次回。
ちなみに、ここでインストールしなかった拡張モジュールなどの
オプションについては、また Setup wizard を立ち上げれば
後から追加してくれるようです。
- 新しい: PHP5インストーラの痕跡
- 古い: PHP4、ご苦労様でした